毎日出てゐる青い空

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教育とマスコミは、大きな嘘を信じる国民を作る

鳥類のヒナが最初に目にした動くものを親であると信じ込む刷り込み。それほど強烈ではなくとも、私たちは出会ったときに受けた印象に、その後も長く引きずられる傾向が強い。そのため、何よりも重視されるのが、多数の子供たちに対して一方的に情報を与えることのできる学校教育や、新しい製品や概念を一致団結して紹介して新しいブームを作り上げる力を持つマスコミである。

 

学校で江戸時代はひどかったと教えば子供たちはそう思い込み、時代は進歩して民主的で人権が守られる社会が実現されつつあると教えれば子供たちはそう思い込む。そうした社会を作るために先導してきたのが西洋文明であると教えればそう思い込む。昔は公害がひどかったが、今は対策が取られるようになったと教えれば、下水処理場ばあれば合成洗剤を使っても問題ないはずだと判断するようになる。

 

そうして、いったん知識を植え込まれてしまうと、その知識に反する意見を受け入れることは難しくなる。具体的に検証していけば、教え込まれた知識が誤りであることに最終的には行きつくとしても、通常はそのような検証を行うほどの時間もなく、まあ、学校やマスコミは概ね本当のことを言っているだろうという現実的な判断に従うことになり、結局、最初に情報を与えて、知識を植え付けた者たちが勝つことになるのである。

 

今、起きていることがまさにこれである。

 

学校教育とマスコミによって今の支配体制に都合のよい知識を植え付けられて疑おうとしない人びとは、科学的で現実的で常識的で情報リテラシーの高いのが私たちで、ワクチンが危険だとか、新型ウイルスは存在しないとかいっている奴らは、間違った情報を信じ込んだ馬鹿たちであると判断してしまうのだ。

 

事実は、今の支配体制にとって都合の悪い情報はできる限り隠されたり、嘘の情報によって上書きされたりしているだけである。根気強く検証していくと、だんだんとこのことが見えてくると私は考えるのだが、その際にも、生まれてからそれまでに、嫌というほど植え付けられた価値観のせいでなかなか正しい方向に進めないとは思う。

 

今回の騒動で言えば、当初からおかしな動きは多数あった。あまりにも早く検査が可能になり、マスコミは感染者と死者の数を累計で伝え続けて危機感をあおり、御用学者としか思えない人物が重用され続けている。そして現時点でもっともおかしな動きは、すでに効果がないことがはっきりわかったワクチン接種をまだやめようとしないどころか、さらに強力に進めようとしている点である。

 

教育を親の手に取り戻し、不特定多数の視聴者に向けて情報を発信できるようなメディアを禁止することが、こうした支配から脱するためには必要であろうと私は考えている。

 

 

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