毎日出てゐる青い空

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まずは教育を親の手に取り戻すことが必要

マスコミが国際金融資本の手に落ちているのと同様に、教育も彼らの意図に沿ったカリキュラムを用いて子供たちに施される。各地の伝統的な知識はほとんど顧みられず、西洋礼賛を基本として、よい資源となるように子供たちは教育されていく。

 

日本人であれば、本来は草書を習い、古文書を読めるようになることもまた重要なはずであるが、かえってそうした知識を身に付けさせないような教育カリキュラムになっている。

 

日本の従来の暮らしは、深い軒を持つ家を建て、夏の日差しや強い雨風にさらされる土地で快適に暮らすよう工夫されていたが、建築基準法を改訂することにより、従来のような家屋は作りにくくなり、この雨の多い土地で育まれた価値観が理解できず、乾燥した西洋の地で生まれた美意識ばかりに反応するよう子供たちが育てられていくのである。美意識が乗っ取られた先にあるのは、土地そのものの乗っ取りである。

 

西洋礼賛教育を押し付けられたことによる影響は、本来であれば、より対等な関係を求めて、一致団結して欧米人に当たらなければならない場面で、かえって欧米人の言い分を受け入れ、まっとうな主張をする側を糾弾するような事態となって表れる。侵略者であり戦争の責任者でもある欧米側が先進国として特別な地位を確保し、日本は責任を押し付けられていつまでも反省を強いられる。この構図を覆さない限り、文明社会はそうした狡い人々の意図に従って進むしかなくなってしまうのだ。

 

教育を学校に奪われた親たちは、子供たちが親の望まない価値観を植え付けられるのを防ぐことができなくなってしまった。それどころか、親さえ学校教育やマスコミの餌食となって、自らをよりよい資源として育てるような視点しか持てず、狡い人々の狙い通りの道を歩んでしまう。

 

コロナ騒動のような、パンデミックのでっちあげを許さないためには、学校教育やマスコミなど、一方的で大量の情報伝達を一切禁止すべきなのだ。もちろんそんなことが可能かどうかはここでは不問にしている。けれど、学校教育とマスコミが、狡い人々にとってその地位を維持し続けるためになくてはならないものであることは確実なのである。

 

 

 

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