2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧
『ことばの起源:猿の毛づくろい、人のゴシップ』(ロビン・ダンバー著、松浦俊輔、服部清美訳、青土社、1998)によると、霊長類の群れの規模は大脳の大きさに比例しており、私たちホモサピエンスにとって適切な規模は150人程度であるという。 現実を見れば…
羽仁進さんの本にあった、印象的な一説は、 草食動物たちの軽やかさだ。 書評 『サバンナの動物親子に学ぶ』 生と死が同じ時間の中にあるアフリカで、 食う側は食われる側のパワ ーには絶対にかなわない。 飛び跳ねる草食獣の子どもたちを見れば、 このパワ…
『逝きし世の面影』に、 病院建設のための農地を収用しようとしたが、農地を耕作していた農民が頑強に抵抗し、為政者側はこれを尊重して病院が建設されないままになっていた事例が出てきます。 『平等と不平等をめぐる人類学的研究』には、その頃の日本では…