毎日出てゐる青い空

日々雑感をつづります。ホームページでは本の紹介などもしています。

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2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

文明とは

現代の都市生活は気楽で便利で魅力的である。 しかし、この暮らしは、 人々が聖地とした森や ヌシが住むと畏れた川を開発すること、 つまり掟を破ることによって 実現された暮らしであり、 私たちが経済奴隷であることを隠蔽した 仮想現実のような暮らしであ…

当事者能力を奪う「民主主義」という概念

「ピダハンを知って、従来の枠組み(国家、法、政治、経済、宗教、倫理観など)を取り外すことの重要性を思う。世界を支配する人々の提示する消費社会にどっぷりつかり、利便性を享受し、権威付けされた理論に従いながら、問題を解決することなど不可能であ…

首長のいない民主社会

これは、実際にあった話です。 村で事件が起きると、皆で集まってはなしを聴き、 どうすればよいかを検討します。 皆、事情がわかっているので、ムゲなことはしません。 村では誰もが自慢の酒を作り、振舞います。 病気になると、伝来の薬草を用いたり、ただ…

日本人にとっての宗教画

結婚して以来、毎年、絵画カレンダーを購入しています。 今年は、妻が、東山魁夷のカレンダーを購入してきました。 今までのところ、1月と3月は風景画が描かれていました(2月は建物)。 1月は冬の少しあわ立った海が描かれていました。 3月は針葉樹の…

私は古代人

テレビをやめ、家人と議論し、本を読むことで、 私の目に古代人の姿が次第に見えてきている。 まだ農耕を知らない古い時代の姿である。 森に入り、食べられるものを集めることにしよう。 現代を生きる私たちにはどこに行けばいいのか、 何を集めればいいのか…

河童は実在する

河童が空想上の生き物であることは承知していても 今の私は、「河童は実在する」と言いたくなっている。 先日読んだ『一万年前 気候大変動による食糧革命、そして文明誕生へ』 一万年前 気候大変動による食糧革命、そして文明誕生へ 作者: 安田喜憲 出版社/…

太陽のしっぽ/崖の上のポニョ

カリントボンボン さんでおもしろそうな絵本が紹介されていました。 ごぶごぶ ごぼごぼ (0.1.2.えほん) 作者: 駒形克己 出版社/メーカー: 福音館書店 発売日: 1999/04/15 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 9回 この商品を含むブログ (36件) を見る 商品…

抑圧しておいて宗教と科学で馴化

毎日、曇り空ばかり眺めていると次第に気分がふさいでくる。 自然の中で生まれ、日々変化する周囲の様子を観察しながら、 自分自身の知恵と工夫で生きてきた存在であるヒトを あるいは机に縛りつけ、あるいは脳みそをすり減らす作業に没頭させ、 あるいは単…

原始生活の夢想

子どもの頃、将来の夢やなりたい職業を聞かれて何も思い浮かばなかった私。 身近で見る大人の仕事は、木工所、製材工場、雑貨屋、山仕事、肉牛の飼育、肉牛の仲買、土木などでした。田舎でしたから。 子どもの頃の私は、中学を卒業したら働くのかなと思って…

視野を極端に限定することで得られる幸福

今日もピダハンについて書きたいと思います。 ピダハンが生物として直面する問題、つまり病や老いや死に対して、不安を抱かない理由として、先のことを考えず、毎日目の前の現実だけを相手に暮らしていることが挙げられていました。 ここに、人間は知れば知…

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