毎日出てゐる青い空

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インディアンが経年した侵略戦争を、日本人もいま経験している。

ただ、その方法は、インディアンの時代ほどあからさまではなくしてある。

まず、教育とメディアを押さえて、侵略者たちに対して、親和的で肯定的な印象を抱かせ、具体的な侵略行為についても、日本という国がよりよくなるために必要な変化であると思い込ませる。

そのうえ、真の侵略者たちを仲間であり、良き人びとであると思い込ませるために、別の敵を作り上げて問題視させるのである。

 

たとえば、外国人が増えることをよいことだと教え込み、排外主義者はよくないと教え込む。中国や韓国による侵略を警戒させる一方で、都市の中央に位置する会社も土地もどんどん外資によって買い取られていっている。日本企業の名前を冠しているといっても、主要企業はほとんど侵略者たちの手の内に入ってしまっている。

 

政治家が日本国民を守ろうとすれば、国際条約違反であるとして訴えられてしまう。

 

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「文明の支配者たちのおかげで寿命は伸び、生活は便利になり、非人道的な扱いを受けることがなくなった。だから、文明を否定するのはばかげたことだ」と、いうかもしれない。けれど、そうした文明の恩恵を人びとが受けようとすればするほど、人は文明の支配者たちに富をもたらし、上に記したような、救いのない状況を強化するために使われるのである。

 

今、起きていることは、こうして真実を口にすることが職を失うことを意味する世界を作り上げた結果として、文明の支配者たちが人々を思いのままに操れるのだという実例である。

 

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死ぬときは死ぬ。老いや病に対して、無駄に抗ってはならない。細菌や野獣など、他の生命とのせめぎ合いに、完全勝利を収めようとしてはならない。

 

狩猟採集者たちや、わずかに農耕を行うだけの未開先住民の世界に触れて、そこに幸せを見出した研究者たちが出会ったのは、支配者のいない世界で、無駄に死や生命の不都合に抗おうとせずに生きることで、生命を実感できた人びとだったのではないだろうか。

 

日々を近親者たちと過ごし、身近な野山から食料を得て、多くの生命に囲まれながら生きる。それ以上の幸せはない。それが私の結論である。

 

 

 

 

 

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