毎日出てゐる青い空

日々雑感をつづります。ホームページでは本の紹介などもしています。

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2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『人間が好き』

人間は鳥のように 静かに地球を 通りすぎていくことができます どうして 自分の足跡を記念碑などの形にして 残そうとするのでしょう 人間をふくむ宇宙そのものが すばらしく 偉大な創造物なのに (95ページ) 生と死 死ぬときも 生まれたときと同じように な…

ヒトの一生

女は20歳ほどで第一子を生み、 4年ほどはこの子と密着して過ごす。 二人目が生まれるのは25歳頃である。 こうして、第3子、第4子を産み、 第4子との密着生活を終えるのは、 40歳近くになってからである。 4人の子のうち一人は幼くして亡くなり、 もう一人…

自給自足の原点

自給自足を考えて 狩猟と解体に行き着いた女性がいます。 畠山千春さんです。 chiharuh.jp 『わたし、解体はじめました』 私は、千春さんが自給自足を考えて狩猟採集に行き着いたところに共感しました。 こうして、関心を持ち始めたところ、 他にも狩猟採集…

『平和ってなんだろう―「軍隊をすてた国」コスタリカから考える (岩波ジュニア新書)』を読んで

さまざまな動機から戦争に導きたい人々によって強い影響を受けている日本。 参考になりそうな内容が書かれていることを期待して、岩波書店の 『平和ってなんだろう―「軍隊をすてた国」コスタリカから考える (岩波ジュニア新書)』を読んでみた。 積極的非武装…

私が影響を受け続けている20冊の本

本の選び方を変えた2年半前から、昨日までに読み終えた本の中から、 何度も思い出す、強い影響を受けている本たちをご紹介します。 1.『治療という幻想―障害の医療からみえること』 医療行為そのものが人間にとってとても恐ろしいことがらだったのではないか…

植物を育てたり、動物を飼ったりしてはいけない理由(わけ)

私たちには渋みや苦みが強すぎる果実を カラハリのサン(ブッシュマン)たちは食べることができる。 私たちには堅過ぎる野草も ゴリラは食べることができる。 私たちは食べやすい野菜を育てることで 肉体を衰えさせた。 さらに、経済性を追求した結果は 栄養…

母文明によって植え込まれた思い込みを暴いてくれるのが人類学なのだ

『アナーキスト人類学のための断章』には、次のように書かれている。 アナーキスト人類学のための断章 作者: デヴィッドグレーバー,高祖岩三郎 出版社/メーカー: 以文社 発売日: 2006/10/31 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 44回 この商品を含むブログ…

無益

日々を生きることで 子孫たちに 強靭な肉体や 知性を伝えていくことができていた私たち。 電気が 自動車が 医療が 農業が 子孫に財産ではなく 負債を残すことになっていく。 エゴイストたちが大金を握る世界で、 大衆もまた 「これが人類の進歩だ」とうそぶ…

ヒトは命の流れを止めている

「あふりかのたいこ」を久しぶりに読んだ。 どうぶつをみなごろしにするふらんすじんから逃れた動物たちが 集まっている場所は、「池」と小川のある広場だ。 この池の水を順番に飲む動物たちの姿を見て、 ふらんすじんは言う。 「いのちの あるものは、いき…

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