毎日出てゐる青い空

日々雑感をつづります。ホームページでは本の紹介などもしています。

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2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

無題

高台に住居を建てて 狩猟採集の人たちが暮らす 人を押しのけて車が通る アスファルトが地面を埋める 海と山との境に生きて 貝と木の実を食べている 虫の住めない場所で 人々がアレルギーに苦しむ 長い冬、寒さとの戦いが待っている やっと春が訪れ、冬を生き…

維持費と支配の範囲

以前知った話に、 日没までに杭を打って囲んだ土地を自分のものにできると聞いて、 しゃにむに杭を打ち続け、結局死んでしまう男の話がある。 今なら、自動車とくい打ち機でも使うか、 アルバイトでも雇って広大な土地を手に入れるところなのだろう。 * 人…

ユートピア/哲人政治/桃源郷/ピダハン

ユートピアは管理社会 哲人政治は独裁政治 桃源郷はユートピアの去った後の諦めの世界 ピダハンは現実の世界 ユートピアを求めた人間は、 現実に管理社会に突入している。 政治に倫理を求めてみても 独裁政治が待っている。 では諦めて精神の世界に逃避でき…

もうひとつの世界

ある日、世界中の人々が、正気に戻った。 「世の中はあべこべだ」 進歩が退化だ。 便利は不便だ。 美は醜い。 安全は危険だ。 光が闇だ。 こうして、近代文明が生み出した さまざまな概念は意味を失い 人々は眼の前の事実だけを 頼りに動きはじめた。 勤めに…

多様化することに意味がある

『逝きし世の面影』を読み直している。 逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー) 作者: 渡辺京二 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2005/09 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 24人 クリック: 335回 この商品を含むブログ (159件) を見る 当時の日本に存…

『首狩りと言霊 フィリピン・ボントック族の社会構造と世界観』(会田濤著 弘文堂)より

備忘録です。 周知のように、首狩り慣行は採集・狩猟民には殆ど存在せず、ある程度発達した未開農耕民のあいだに広く見出される。(1ページ) 一五年間に六件の首狩りという件数は、同じ人口あたりの犯罪(首狩りを犯罪と考えるとして)発生率としては少な…

『大麻ヒステリー 思考停止になる日本人』(武田邦彦著 光文社新書)から

本書の中で特に興味深かった点を書きとめておきます。 日本では、日常生活で使う主な植物を、「三草(麻、藍、綿)と四木(桑、茶、楮(こうぞ)、漆)」と呼び、その一つが麻でした。(99ページ) 日本で縄文時代から利用されていたという麻は、精神に作用…

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