毎日出てゐる青い空

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マスコミと学校教育のある世界では人は…

学校教育やマスコミが教えてくれなかったことはたくさんある。

 

言葉という道具の危険性(抽象概念を作り込んで世界を歪める)

自分という存在が物質であるという事実(当たり前のことなのだが、この事実を忘れるがゆえに、食事や睡眠をおろそかにしたり、精神世界に迷いこんだりする)

人間の本来のあり方(動物である人間にとって社会貢献であったり、社会的成功であったり、勉学や労働は、本来的ではなく、大きな組織集団も本来的ではない)

カネへの抵抗感(人にとってカネは本来あこがれるものではなく、裏付けのないものとして拒否すべきものであった)

 

学校教育とマスコミは逆に、私たちに生き方を教え込んだ。何にあこがれるべきか、どう考えるべきか。かつて世界各地にキリスト教が広まるとともに貧困が広まっていったが、今、世界に西洋文明が広がって、人は、格差を当然と考え、格差の中で上位に位置を占めるために努力することが人間らしい生き方であると教え込まれ、高級とされる物やサービスを受け取る側になろうと必死になる。あるいは、それをあきらめ、アジア人であり、戦争犯罪国である国に生まれた私たちがそれでも何とか生活できることを喜びとするような価値観を植え付けられていく。

 

マスコミと学校教育の究極の提供者は、国際金融資本である。彼らが、世界各地で、人を格差社会へと追いやり、有色人種に劣等感を持たせ、彼らの属性にあこがれを持たせようとする過程で、人は自国の伝統を忌避し、あるいは単なる見世物として覚え込み、人は自然界から切り離され、彼らにとって都合のよい生き方をするように作られた正しさを押し付けられてしまう。

 

マスコミと学校教育のある世界では、人は、羊として利用されるだけの存在にされてしまう。

 

 

 

 

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