毎日出てゐる青い空

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学校で教わったこともテレビで知ったことも嘘ばかりだったと知った日

政治について真剣に考え始めた頃、

テレビ報道のおかしさに気付いた。

 

普段から政治への無関心をなげいてみせていたテレビは

しかし、

政治家の派閥争いや金と政治の問題、不倫の問題など

政治とは直接関係のない話題ばかりを振りまいていた。

これはどうしたことだろうと感じた。

 

 

『偽情報退散! マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている 』を読んで

すべて納得が行った。

マスコミは国民の目を政治から逸らすことが本当の役割だったのだ。

 

 

同じことは学校教育についても言えた。

歴史の勉強は人物や出来事の羅列ばかりで

大きな流れや、人々の生活は見えてこないように編集されていた。

しかも、本当は負の影響の大きい出来事ほど

肯定的に教えられるようになっていた。

 

500万年前の人類史からたどりなおしてみた、

私たちはほぼ一万年前以降の人類の歴史を詳しく教わるが、

この期間は一握りの支配者と、

支配下に組み込まれた大多数の人々という

構図だけが続いていた。

支配下に組み込まれまいとする人々は

住みかを追われて過酷な土地に逃げるか、

闘って破れていった。

 

まだ、支配されていなかった人々は

歴史を下るほど数を減らし、今ほぼ消滅してしまった。

ジャングルも砂漠も高山も隠れ場所にはならなくなった。

 

地図を一握りの帝国が塗りつぶした時代からまだ一世紀も経っていないが、

人々は地上の境界線だけを信じて独立国家ができたとだまされている。

「私たちの国」と思いこませたほうが都合がよいから

独立国家として位置付けられているだけなのである。

 

 

 

人は農耕や牧畜という生産活動なしに生きられる動物なのだが、

一万年前に初めてしまったこれらの活動によって支配者が生まれ、

癌細胞かカビのように正常な世界を蝕み始めたのだった。

 

 

私たちは他の動物たちが文明なしで幸せであるのとまったく同じように

文明を必要としないで十分に幸せに生きられる存在なのだった。

ただ、このことを自覚できないように

文明社会が私たちに価値観を植え付けているのだった。

 

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