毎日出てゐる青い空

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生物の汚れを浄化するのは生物

生物の消えた世界では、生物の汚れを誰も浄化してくれない。

 

猫たちの抜け毛の季節が始まり、いつもよりもずっとたくさんの毛が抜けて、家中にすぐにたまります。そういえば、野生の世界では、こういう抜け毛はどうなるのでしょう。そういう毛はカツオブシムシたちが食べてくれるようです。同じように、排泄物や、死んだ後の体も、いろいろな生き物たちのエサになり、消えていきます。

 

無機物も臭かったりしますが、それ以上に多いのは生物から出る汚れによる匂いであったり、汚れであったりすることでしょう。けれど、不思議なことに、そうした汚れを浄化してくれるのも生物であったりするのでしょう。

 

逆に、生物の力によらず浄化を行おうとすると、結局は汚れを増やすことになるのではないかと私は考えます。さまざまな資源を使い、生物が分解できないようなゴミを出し、生物が存在できない場所を増やしてしまうだろうと考えるからです。

 

ハチに2回刺されたらアナフィラキーショックを起こすかもしれないとか、草むらに行くとダニに刺されるとかいう世界よりも、ハチに刺されながらもハチミツを採るために木に登ったり、多少ダニに咬まれたくらいでは平気な強さを身に着けて暮らす世界のほうが、本当の世界なのだと私には思えてしょうがありません。

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