毎日出てゐる青い空

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山を歩いて

今日は、近場の山に行き、遊歩道を2時間程歩きました。

 

季節もちょうどよく、ウグイスの声に囲まれながら、

気持ちよく歩くことができました。

 

滝や谷川のある山だったので、

湿度の高い川沿いの道を歩きながら、

山の空気を思う存分吸い込むことができました。

 

私は、以前から、目の前の世界が重要であり、

目の前の世界に澄んだ水がなく、食べ物がないなら、

世界中からなくなったと考えるべきだ主張しています。

今日の山歩きによって、この思いを再び強くしました。

 

「ああ、昔は、現在の都市もこのような環境に

囲まれていたんだろうな」と考えたからです。

 

今住んでいる場所は、

比較的緑の多い場所とはいえ、

タヌキやキツネが来る場所でもなければ、

井戸水を飲むことのできる場所でもありません。

 

縄文時代から弥生時代の頃であれば、

水は澄み、魚が泳ぎ、野兎や鹿もいたことでしょう。

しじみ貝や、蟹を獲って食べることも簡単だったことでしょう。

 

それが今では、夏になると臭う川と、

小鳥以外に動物の姿のない場所になってしまいました。

 

こんな世界になってしまった原因は

どこにあるのでしょう。

 

日本、ハワイ、トンガなどは、

強力な首長が生まれ、この首長が自然環境を強制的に

守らせることで、文明の誕生後も

自然環境の大規模な破壊を防いだようです。

 

人類の元々の暮らしである狩猟採集生活では、

平準化プロセスを組み込んで首長の登場を防ぎながら、

人類誕生以降長い期間にわたって自然環境を守ってきました。

 

私たちは、自然環境を守ることのできなくなった原因を

はっきり突き止める必要がありそうです。

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