自然(生)と人工(死)
〇弱い命は死んでいく自然
×弱い命も生き残る人工
〇虫や獣に囲まれて危険な自然
×虫も獣も排除していく人工
〇直接かかわる周囲との関係が行動や考え方を決める自然
×法律やカネなど作られたものが行動や考え方を決める人工
〇会社も資格も法律もない自然
×金のために会社に勤め、法律に従うしかない人工
未開民族や山深い寒村の人々が、現代の暮らしに組み入れられていくということは、それまで、自分たちの持っていた自由を法によって制限されていくということであった。
獲物を取ることや、民間医療を施すことや、自由に山野に分け入って火を焚き、水を飲むことができなくなった。
電灯は夜も働かせるためにあり、計算機は人に番号を付け、カメラやスマホがヒトの行動を監視する。
金利の害悪は古代から知られていたにもかかわらず、人類は金利に支配される結果となり、特定の集団にカネを集めるシステムが全球を覆って、カネのために言葉を発し、行動を変える人びとだけが中心を囲み、アクターとなって、嘘をまき散らす。
人工の世界は金に支配された死の世界であった。