毎日出てゐる青い空

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子猫と親猫と私

我が家のるびりん。

初産の3匹の子猫たちを上手に育てています。

 

ただ、こうして子育ての様子を身近に見ていると、

思いがけない発見があります。

 

たとえば、子育て中に引越しをする理由は、

より安全に子育てをするための習性であるとされています。

ところが、生後3週間くらいで引越しをすることが多いのは

なぜなのかと考え併せると、それ以前と以後とで子猫たちのために

必要な環境が違うためなのではないかという事情が見えてきます。

 

閉鎖性の高い、暗い場所が必要だった出産直後と、

子猫たちの目が開き、巣から這い出し始める生後3週間ほどでは、

明らかに必要な環境が異なります。

屋根裏のような奥まった場所で出産し、

子猫たちの動きが活発になる頃にもっと平坦で安全な場所に

引っ越すのではないでしょうか。

 

 

 

母猫が子猫たちのそばにずっといるわけではない点も意外でした。

まだ子猫たちが目を開けない時期から、

るびりんは巣を離れることがけっこうありました。

夜も、子猫たちとは離れて一匹だけタンスの上で寝ていたりします。

夏だからなのかもしれませんが、

こうして離れている時間を作ることで、

子育てのストレスを軽減しているように見えます。

 

 

母猫の呼びかけに子猫が答えないことも意外でした。

どうやら、母猫の声に子猫が本能的に反応するのではないようなのです。

母猫の声と、連れ戻したり、ケンカに介入したりという行動とが

子猫の中で関連づけられて、次第に意味を持ってくるようなのです。

たとえば、私たちとるびりんの間でも、一緒に暮らしているうちにできてくる

意思疎通のようなものがあります。

甘えるような鳴き声を出すのはエサが欲しいとき。

せかすような、請うような声は、起きて欲しいとき。

また、るびりんが子猫の頃は、

ツメや牙でけがをさせられることがありましたが

今はるびりんの余裕をなくすような事態でなければ

引っ掻いたりかみついたりしないようにるびりん自身が

気を付けていることを感じます。

これと同じようなことが母猫と子猫の間でも起きていると考えて

不都合はありません。

 

 

 

猫の子育てを身近で見ることは

今回が最初で最後になる可能性が高いですが、

これからも、いろいろな発見がありそうです。

 

 

 

 

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