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毎日出てゐる青い空

日々雑感をつづります。ホームページでは本の紹介などもしています。

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母文明によって植え込まれた思い込みを暴いてくれるのが人類学なのだ

アナーキスト人類学のための断章』には、次のように書かれている。

 

アナーキスト人類学のための断章

アナーキスト人類学のための断章

 

 

人類学がアナーキズムを伝播するもっとも明白な理由は、それが人間性に関してわれわれが手放さない多くの通念が真実ではないことを、否応なく証明するからである。(7ページ)

 

人類学は、人びとが国家を嫌ってきた様を暴きだす。

人類学は、裁判所も警察もない世界で秩序が維持されていることを暴きだす。

人類学は、国家のない社会で人びとが幸せに暮らしていることを暴きだす。

人類学は、公的な医療や教育がない頃に人びとが生き生きしていたことを暴きだす。

人類学は、文明社会の価値観が、生物の本質を外れていることを暴きだす。

 

政治、経済、宗教、教育、社会貢献、歴史研究、医療

 

あらゆる活動の根本に人類学の知識、

とくに、遊動する狩猟採集者たちに関する知識が必要だったのだ。

 

遊動する狩猟採集者たちこそが

本当の生き方をしているのであると理解したならば、

世界の様相は一変するだろう。

 

たとえば、

飢えをなくそうとする努力が

地球を画一的な場所に変えて、

かえって事態を悪化させていくと

人類学は示している。

 

そうであれば、

人がすべきことは

できるだけ手出しをやめることだ。

 

結果として、環境の多様性が高まり、

大規模な飢饉は減る。

 

生と死に囲まれた世界で

人生観も変容し、

貨幣も価値をなくす。

 

私たちは何よりもまず人類学を中心として

人について知る努力をすべきだったのだ。

 

 

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