毎日出てゐる青い空

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木陰に座って休むことができた人々

道行く人のために木陰を作った「逝きし世」は、西洋先進文明の侵略によって、金のないものは座るなという世界に変わった。

 

皆が恩恵を受け取ることのできた海は、立ち入り禁止の工場地帯に変わり、独占の対価も、環境破壊の対価も払うことなく、製品を売り、利益を出し、廃棄物の処理費用も市民に負担させる。

 

環境を破壊するものが、環境保護を訴えてビジネスを作り、人々に負担を押し付けて利益を上げる。

 

反物は、少しの端切れも出すことなくさまざまな和服に加工できるように工夫されていた。そのような伝統を持つ日本の製品は、分解修理できるようにできていた。バブル期に、日本の市場が閉鎖的だとマスコミが騒いて格安製品が手に入るようになったが、驚いたことに、そうした製品は壊れやすく、修理もできないゴミばかりだった。

 

若い人たちは、日本という国が、西洋礼讃の前に、ごみだらけ、金儲けだらけの、野蛮で低俗な国になってしまっていっていることを知ってほしい。

 

コロナ報道に限らず、公的に流される情報(政府、新聞、テレビ、教科書、雑誌)は、すべて、こうした動きを作るために編集加工され、事実を隠しているのだ。

 

事実を知るためには、昔の事実がどうであったのかを、その当時のものに触れて確認していくしかない。

 

道行く人たちのために、涼しい木陰を用意しておき、だれでも無料で使えるようにしてあったのが過去の世界である。休む場所もない街が美しいはずはなく、巨大なガラスをはめ込んだ高級ブランド点はただただ経営者たちの醜い計算や排他が生んだものにすぎない。

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