風邪薬を飲まず、靴下をはかず、扇風機もエアコンも使わないこと
風邪を引けば当たり前のように飲んでいた風邪薬を
妻の薦めで服用しないで過ごしてみた。
服用した場合とまったく同じ経過をたどって完治した。
自分の体に対する信頼感が生まれた。
昨年の冬、靴下なしで過ごしてみた。
一年で足の皮膚が随分厚みを増した。
昔、皆こんな足をしていたことを思い出した。
今年の夏、さすがに夜間は扇風機を使ったが、
昼間はカーテンを引き、窓を細く開けて過ごしてみた
(勝手に中東方式と名付けた)。
今年の夏は酷暑ではなかったこともあり、
いまのところ仕事にも支障を出さず、
問題なく過ごせている。
やりすごすことの大切さを学んだ。
こうして、一つ一つ確認を重ね、
私は鍛えれば快適になり、
保護することで苦痛の増す
肉体の機能を実感していく。
文明否定とは、このことの拡大解釈でもある。