本当のことを知りもしないくせに
本当のことを知らないとは
直接見聞きしていないこともそうであれば、
与えられた答えを疑いのない事実であると受け入れることもそうである。
「人殺しはいけない」
「無神論は恥ずべきこと」
「アジア人は民度が低い」
「人は動物とは違う」
ヒトラーは、「大きな嘘ほど民衆は疑わない」といい
「嘘も百回言えば真実になる」といったという。
私が陰謀論と出会って、
人の本来の生き方を探る中で
痛感したのがこれらの言葉である。
歴史上の出来事の真相が不明であるように
現代の出来事も真相は不明なのだ。
ただ一つわかっていることは
教育とマスメディアによって繰り返し「大きな嘘」が伝えられることで
人々は嘘を真実と思いこんでいるということだ。
私たちは本当のことを知らない。
本当のことを知れば
人類には救いが必要だとキリスト教を布教することも
マスコミは真実を伝えよと街宣車で町を騒がせることも
世界遺産登録のために奔走することもないだろう。
私たちは本当のことを知らない。
何度も繰り返される大きな嘘を信じ込んで生きている。