毎日出てゐる青い空

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東進文明と西進文明

東進文明(植物文明、環太平洋生命文明圏)とは、長江流域で誕生して東へと進んだ文明であり、限られた大地の資源を循環的に使うことによって持続可能な社会を構築することを目指した文明である。
西進文明とは、西アジアに誕生して西へと進んだ文明であり、未開野蛮の原野が存在することを必要とし、自然の資源を一方的に搾取する部っ名である。
森の日本文明史

 

東進文明に生まれた仏教は、その誕生以来身体性を追求してきた。
西進文明に生まれたキリスト教は、言葉を重視し身体性を排除してきた。
「阿修羅」の呼吸と身体

 

東進文明に疲れた文明人の心を癒すのは山水画であり、人の生活はほんの小さく描かれた。
西進文明に疲れた文明人の心を癒すのは宗教画であり、神々しさ、権力、敬虔が示された。

 

東進文明の描くのは桃源郷の夢であり、その行きつく先は諦めの世界であった。
西進文明の描くのはユートピアの夢であり、その行きつく先は管理社会であった。
どちらの文明にも描かれた哲人政治の夢の行きつく先は、独裁政治であった。
ユートピア/哲人政治/桃源郷/ピダハン

人の本来の生き方をしている人々には文明はなかった。
人の本来の生き方をしている人々の宗教は精霊信仰であった。
人の本来の生き方をしている人々は絵を描かなかった。
人の本来の生き方をしている人々は小さな社会で
多くの悪しき物を移動によって捨て去りながら生きていた。
人類史のなかの定住革命

 

 

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