読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

毎日出てゐる青い空

日々雑感をつづります。ホームページでは本の紹介などもしています。

ホームページ>るびりん書林別館
Twitter@goone3toshi
「Amazon.co.jpアソシエイト」

普段、動物たちの目は穏やかなのかもしれない

羽仁進さんの本にあった、印象的な一説は、

草食動物たちの軽やかさだ。

 

書評 『サバンナの動物親子に学ぶ』

 

生と死が同じ時間の中にあるアフリカで、

食う側は食われる側のパワ ーには絶対にかなわない。

飛び跳ねる草食獣の子どもたちを見れば、

このパワーを感じられるというのだ。

 

この本を読んだとき、それ以上深く考えることはなかった。

しかし、最近になって私は、動物たちの目は、

思っていた以上に穏やかなのではないかと感じ始めている。

 

それは、ピダハンたちが穏やかな表情をしていることと似ている。

 

客観的に見れば厳しい環境に思えても、

耐えられないほどの場所ではないからこそ

世代をつないで生きる命がある。

客観的な状況ではなく主観的な状況が重要なのだ。

そしてまた、余計な心配をしないことで

軽やかにいられる。

 

私たちと同じような心を持った動物たちが

私たちと同じようにおおむね穏やかな日常を送っている。

厳しい環境を穏やかに生きることのできる

たくましさを身につけてもいる。

 

人の世界でも、動物に近い生き方をしている人々は

軽やかで穏やかだ。

 

ピダハンの子どもたちは、いたって肝の据わった、

それでいて柔軟なおとなになる。

そうしたおとなになれば厳しい世界も

楽しく生きていくことができる。

 

ブッシュマンもライオンの出没する土地で

ライオンを恐れながらも生き生きと暮らしていた。

かつては、ハームレス・ピープルと呼ばれてもいた。

 

 

 

 

弱肉強食の印象ばかりが強い

自然界の暮らしは、

ただただ弱肉強食の世界なのではなく、

穏やかな時間の流れることの多い

暮らしなのではないだろうか。

 

 

 

 

 

一方で、肉食獣たちの目は確かに厳しく見えることも事実である。

それはしかし、生活の厳しさを抱えているのは

草食獣ではなく肉食獣であることを示しているのかもしれない。

 

 

 

 

話題のダイエット方法