暮し方
ナミブ砂漠の狩猟採集者サン(昔、映画で有名になった「ブッシュマン」と同じ)
温かい気候のように見えるが、気温は10度以下に下がることもある。
学校も、会社も、お金もいらない中で、
気心の知れた人々と季節の移り変わりに合わせて暮らすということが
どのような暮らしなのかを私たちはこの映像から想像できる。
『もし、みんながブッシュマンだったら』
目前の困難に力いっぱい立ち向かい、そのときどきの喜びを全身でうけとめるブッシュマンの人びとの、自然にとけ込んだ暮らしのありようを心にきざみ「いま」を生きることの意味について考えを深めていった若き文化人ル学者。ブッシュマンのおじさんが語る幼年時代からおとなになるまでの人生の物語に耳をかたむけ、それを記録し終わったとき、障害を持つ息子を連れて家族全員でブッシュマンの人びとを訪ねる旅に出ようと決意する。
『砂漠に生きる女たち―』
女性研究者が加わることで、サンの女性の活動に着目することになり、狩猟採集社会の「平等(主義)」に日常生活の視点が加わることになった。女性の活動は、広い社会性を持つことを示した点でも画期的。
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/africa/2011/78/2011_100/_pdf)
『人間にとってスイカとは何か』
--- 【著者のことば=池谷和信】 -----
「スイカがあれば人は生きていける」という村人の言葉が、私は忘れられません。
この本は、ライオンに出会いながらも、 スイカとともに生き続ける人びとと
寝食をともにした記録です。
書評 るびりん書林別館