自給自足の原点
自給自足を考えて
狩猟と解体に行き着いた女性がいます。
畠山千春さんです。
『わたし、解体はじめました』
私は、千春さんが自給自足を考えて狩猟採集に行き着いたところに共感しました。
こうして、関心を持ち始めたところ、
他にも狩猟採集的な取り組みをしている
若い人たちがいることを知りました。
井口和泉さん
『料理家ハンターガール奮戦記 ジビエの美味しさを知らないあなたへ』
男も活躍中です。
八丈島に移住した島人 八丈冒険団
狩猟生活を記録 カメ五郎さん
自給自足と狩猟採集
私の場合は、「穀物支配」という言葉を知ったことで農業に否定的になりました。
ピグミー、ブッシュマン(グウィ、コイサン)、インディアンなどの価値観と、
『人類史のなかの定住革命』で、定住生活にも多くのマイナス面があることを
知りました。
自然栽培で有名な福岡さんにも次のような言葉があります。
自然には一切の人間に必要なものがすでに存在し、人間があれやこれや考えずとも自然の理を知り、それに従って生きることが本来の幸せである。
この考えを突き詰めていくと、栽培や牧畜を否定し、木を切り倒すことさえも禁止する、狩猟採集者たちの世界に行き着くのではないでしょうか。