「人は信じたいものを信じる」のウソ
「人間は信じたいものしか信じない」
果たしてそうだろうか。
なぜ信じるようになったのだろうか。
なぜ信じ続けているのだろうか。
私たちは周囲に流され
体験によって価値観を変えていく。
都合のよい価値観を植え付け、
これを信じさせ続けるにはどうしたらよいか。
検閲、教育、情報統制、抽象概念(神、道徳、進歩)の提供、
音楽や映像による印象操作、マスメディアによる大量の間接情報の提供、
わかりにくい学術書、権威付けなどの情報面
「農耕によって飢餓が解消することは決してない」という事実を
無視して拡大し続ける物質的豊かさの提供(と運命付けられている破綻)
という物質面
実に簡単にできることなのだ。
これで、「彼ら*」の手口はわかった。
ならば、ここから抜け出す方法もわかるはずだ。
教育をゆだねず、
間接情報を信じず、
抽象概念に頼らず、
権威を否定し、
装飾を排し、
自然から生命を学んで
生きていくことだ。
*文明を生む1%側の人々