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毎日出てゐる青い空

日々雑感をつづります。ホームページでは本の紹介などもしています。

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テレフォン人生相談から(1)-依存する相手への憎しみ

人生相談を聞いていると何度でも出てくる構図として、

親、夫、子などに依存しながら相手を憎み続けている状況がある。

 

支配的な親などに育てられて、自己肯定感を持てずに育った子が

30歳になっても親への不満をつらつら語りながら親から離れることは

考えもしないでいる。

老境に達した婦人が、夫への不満を言い募り、離婚してやると息巻いて

自分用に勝手に家を購入しておきながら、まだ夫と同居を続けている。

しかも、この行動に立腹した娘への不満まで付け加える。

すでに離婚が成立している女性が、どうでもいいような理由をつけて

元夫のそばに住み続けながら、元夫の一家に対する恨みを口にする。

 

自分さえ見切りをつけ勇気を持って離れれば解決することなのだが、

勇気がないために離れる方向へと進めず、相手が自分に謝罪して

対応を変えてくれることを求めて不満だらけの人生を過ごしてしまう。

 

人にとって大切なことの1つは、勇気を持って、自分1人の力で

自分の居場所を作っていくことであるらしい。これができないと、

周囲を巻き込んで問題を作ってしまう。

 

ピダハン』から引用しておこう。

このようにして育てられた子どもはいたって肝の据わった、それでいて

柔軟なおとなになり、他人が自分たちに義理を感じるいわれがあるとは

これっぽちも考えない。ピダハン王国の住人は、一日一日を生き抜く

原動力がひとえに自分自身の才覚とたくましさであることを知っている

のだ。 -129ページ

私たちは、ピダハンから学ぶことがたくさんある。

 

 

最後に、これまでの人生相談から印象に残った内容を列挙して終わりにしたい。

・憎しみは変装がうまく、猛烈な仕事ぶり、声だかな正義感、不自然な陽気さなどとなって現れてくる。

・人の成長にとって根拠のない自己肯定感、つまり自分は愛される存在であるという感覚を持つことが何よりも大切

・こどもに恩を着せる親はこどもを愛してなどいない

・尊敬する人は親だという人は本当は親を憎んでいる

・あなたが生きるエネルギーを失っているのはあなたのエネルギーを不当に奪っている人がいるから

・人を馬鹿にする人は世界は自分に敵対していると認識している

・救世主症候群(他人を助けようする人)に共通していることは、救われるべきは他人ではなく自分であるということ。本人は深刻な劣等感の持ち主である

・こどもがぐじゅぐじゅいうことをそのまま聞いてくれるのが母親。指図するのが母親ではない

・合理性には知的合理性と感情的合理性の二つがある。知的合理性では人は生きられない。

・自分が困っているときに見捨てた人に対して依存を続けていることからくる憎悪が鬱病の原点。見捨てられても恐くないと知ることが解決の道。

・多くの離婚原因はモラルハラスメント。自分がひどいことをしておきながら、原因は相手にあると裏で相手を責める側がモラルハラスメントをしている。

・こどもが疲れやすいというのは生命力を奪われている状態。

・こどものために離婚しないという言い訳は成立しない。夫婦が不仲なことはこどもにとって最悪な環境

・極端に利他的な人は、実は極端に自己中心的な人

・今の世の中にはサディストな父親が多く、子の生命力を奪っている

・夫婦は持ちつ持たれつでなければうまくいかない

・人は自分を受け入れられる程度にしか他人を受け入れられない

・善人と悪人が争うと必ず悪人が勝つ

・人は6割が友好的、4割が敵対的。

・寂しい人が一目ぼれをする。ただし、実際の相手を見ているのでなく、理想どおりの相手であると思い込んでいる

・人格が成熟した人は矛盾に耐えられる

 

 

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