毎日出てゐる青い空

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人間はもっと動物である

『裸体人類学』で全裸となって鉄を作る人の姿を見た。

 

 

裸体人類学―裸族からみた西欧文化 (中公新書)

裸体人類学―裸族からみた西欧文化 (中公新書)

 

 

 

『未知の裸族ラピチ』で性器を一切隠さない人々を見る。

 

未知の裸族ラピチ (1967年)

未知の裸族ラピチ (1967年)

 

 

かつての日本では老若男女が裸体をさらし恥じなかった。

 

裸体ひとつをとっても、いつのまにか価値観をすっかり

押しつけられ、人間の心が歪んでいっている。

 

『本当は怖い動物の子育て』によって、人間は動物としての

存在であり続けるしかないこともわかる。

 

本当は怖い動物の子育て (新潮新書)

本当は怖い動物の子育て (新潮新書)

 

 

裸を羞恥するように、人権や愛という言葉を使って

本来の価値観がいつの間にかゆがめられ、

人間の心がかえって失われていく。

 

 

人間は精霊を信じ、裸を羞恥せず、

動物のように利己的で

動物のように愛情深く、

動物のように非情で、

進歩のない暮らしに満足できる、

そんな存在のようである。

 

 

 

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