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毎日出てゐる青い空

日々雑感をつづります。ホームページでは本の紹介などもしています。

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当事者能力を奪う「民主主義」という概念


「ピダハンを知って、従来の枠組み(国家、法、政治、経済、宗教、倫理観など)を取り外すことの重要性を思う。世界を支配する人々の提示する消費社会にどっぷりつかり、利便性を享受し、権威付けされた理論に従いながら、問題を解決することなど不可能である。」

ピダハンに出会ったことで、私はいま、人間本来の生き方を知ろうと、現代の日本で一般的に信じられているさまざまな価値観とは異なる価値観の人々の生活について調べています。

すぐに行き当たるのは、どこにも理想社会などではないという現実です。

首狩りの風習
新生児を口減らしのために天に帰す習慣
動けなくなった老人の遺棄
抜歯の風習
痛みを伴うさまざまな成人の儀式

多くの社会に、現在の価値観から見ると、野蛮だとか、非人道的だと思える風習が存在します。
このことは、逆に、これらの行動の必要性を示していると思われます。

授かった子の命を奪うという行為には、人口調整の側面があり、
障害を持って生まれた子の命をつなぐ余裕が社会に存在していないことも意味しているようです。

人間は何も対策をしなければ増えすぎる傾向にある生物らしいのです。
チンパンジーが 5 年に 1 回程度しか出産しないのに対し、人間は、子どもを早く乳離れさせて
次の子を妊娠できるようになっています。

このように増えすぎる人口の調整は、何も現代特有の課題ではないようなのです。
原始社会では、精霊を信じる世界観を持つことで、
命を奪われる子もその親も救われているようです。

現在の人類は人口調整に失敗しているのですから、このような子殺しのほうが
ずっと知恵のある対処なのかもしれません。


首狩りについては、広く行われていた一方で、頻繁に行われるものではないようであり、
現代でいう死刑のような位置づけももっているようです。

日本など死刑の残る国では、冤罪によって死刑に処される人間もいれば、
放射性物質を撒き散らしても、まっかな嘘を報道して被爆の犠牲者を増やしても国家に守られて
安穏としている人間もいます。
これに比べれば、首狩りの風習があり、悪行に対する仕返しを恐れる社会のほうが
ずっと理にかなっているのかもしれません。


結局、ヒトは物を食べ、争い、子を作り、老い、死んでいく生き物である以上、
原始社会でも文明社会でも、ヒトが直面する問題の本質は変わらないのでしょう。

このような視点で、野蛮と思われる風習をみなおしていくと、
逆に今の価値観がむしろ虚構であるという事実が見えてきます。


当事者能力を極端に低下させられている現代人
国家という虚構が奪っている当事者能力
従うものを弱体化させるだけの倫理観
人間が生きるために、物理的事実とは異なる世界観を持つことの重要性
虚構が生んだ虚無感を癒すだけの宗教



現代人に押し付けられている世界観とは異なる世界観を持つ人々を知ることで、
「民主主義」なんて嘘っぱちだなと胸を張って言えるようになります。

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