毎日出てゐる青い空

日々雑感をつづります。ホームページでは本の紹介などもしています。

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私は今の若い人たちよりも先にこの世を去れて幸せだ

私の50年の人生を振り返ると、 一番良い時代は、祖父母の時代だったのだと感じる。 戦争もあり苦労もしたけれど、 大家族の中で、 60歳にもなれば引退を決め込んで 十分な年金ももらい 楽しく老後を送っていた。 父母の時代になると、 核家族化が進んで同居…

飼い猫にひっかかれる

ウチの四匹の猫のうち、 クロネコはあまり慣れておらず 抱くことができません。 まだほんの赤ちゃん猫のとき、 移動させようとしている途中で 手から落としてしまったことが 恐怖感として染みついていているのかもしれません。 クロネコを捕まえようとすると…

ヒトが本格的に火を使い始めたのは、10万年ほど前からだ(北京原人ではなく私たちと同じホモサピエンスになってからだ)。北京原人を持ち出すのは、ミスリードの印象を受ける。 火の使用は、暖をとること、獣から守ること、調理することを可能にしたという。…

東進文明と西進文明

東進文明(植物文明、環太平洋生命文明圏)とは、長江流域で誕生して東へと進んだ文明であり、限られた大地の資源を循環的に使うことによって持続可能な社会を構築することを目指した文明である。西進文明とは、西アジアに誕生して西へと進んだ文明であり、…

規模が小さいことが必要

『ことばの起源:猿の毛づくろい、人のゴシップ』(ロビン・ダンバー著、松浦俊輔、服部清美訳、青土社、1998)によると、霊長類の群れの規模は大脳の大きさに比例しており、私たちホモサピエンスにとって適切な規模は150人程度であるという。 現実を見れば…

普段、動物たちの目は穏やかなのかもしれない

羽仁進さんの本にあった、印象的な一説は、 草食動物たちの軽やかさだ。 書評 『サバンナの動物親子に学ぶ』 生と死が同じ時間の中にあるアフリカで、 食う側は食われる側のパワ ーには絶対にかなわない。 飛び跳ねる草食獣の子どもたちを見れば、 このパワ…

農民の反対を尊重した横暴な殿様と、住民の反対を弾圧する民主的な政府

『逝きし世の面影』に、 病院建設のための農地を収用しようとしたが、農地を耕作していた農民が頑強に抵抗し、為政者側はこれを尊重して病院が建設されないままになっていた事例が出てきます。 『平等と不平等をめぐる人類学的研究』には、その頃の日本では…

脳が発達し、事実を観測して、アニミズムが滅び、人がヒトでいられなくなる

ヒトの脳が他の動物たちよりも発達しているのは事実であるらしい。 脳 脳の発達は、視覚の発達を伴って周辺の状況を確認する能力を上げる作用や、個体識別と複数個体による協力を可能にする作用、道具を操る能力、言語能力などをもたらしたようである。私た…

超高層ビル群 変る景色が意味するものは...

漢字やひらがなで名前の書かれた店の入居する温かみのある建物が立て替えられて、英字で名前の書かれた店ばかり入居するガラス張りの冷たい超高層ビルになる。テレビや新聞は新しい超高層ビルが開業するたびに華々しい出発を報道する。 資本が投下されて超高…

生きること自体が不合理なのだ

『人間に未来はあるか』は、現代をBiological time bombといい、時限爆弾が爆発するように生物学に基づいた科学技術の発展が爆発的に進み出す時期がまもなくくるところで、どのように対処すればよいのかを問うている。 たとえば、何十年も前に死亡した男性の…

ソシュールおよびレヴィ=ストロースと言語学、人類学、生物学、人類史

私はホモ・サピエンスに代わる概念としてホモ・ラングアを提唱したが、すでにおなじことを主張していた人物(私の嫌いなレヴィ=ストロース)がおり、彼によるとホモ・ロクエンスと名づけるのが正当らしい。 それはそうと、 言語学を言語学として学ぶことは…

はかない生

社会に貢献すること 夢をかなえること 大勢の人が葬式に列席するような立派な人物になること お金持ちになること そんなことが大事だと思い込んでいるのは、 生と死を意識しない環境に投げ込まれているからではないだろうか。 動物たちは 母と子の密接な時間…

「変わらない」ことを前提に生きる

共産主義を信じ、 小泉改革を信じ、 果てはニュータイプ(ファースト・ガンダム)を信じる。 奴隷制や植民地支配の時代、 子どもの間引きや姥捨ての時代、 いけにえや人身御供の時代が 過去のものとなったことを信じる。 人は、自分よりほんの少し前に生きて…

言葉が「明日」や「昨日」を作り、「大地」や「大空」を作る

「「ことば」の課外授業」を読んだ。 面白い話が書いてあった。 人間は、音声だけ、ことばだけで、自分が直接知覚できない世界のことを、他人に伝えることができるというのである。「いま池袋でこんなことをやっている」とか「大阪では今、面白いイベントを…

ホモサピエンスは進化した動物ではなく逸脱した動物ホモリングア

『はだかの起原』は、人がはだかになったのはハダカデバネズミやハダカオヒキコウモリ同様、突然変異が起きたことが原因であり、同時に言葉を話す能力を得たと推測している。その推測が正しいかどうかは別として、人が言葉を話す能力を得たのは、ホモサピエ…

青少年の閲覧にふさわしくない記事

社会秩序を守り、 よい国民として勤勉労働に励み、 しっかり、健康保険料と年金と税金を納め、 国際資本家たちにとって都合のよい世界システムの一員として 今を受け入れて生きる。 そんな価値観を押しつける内容であれば、 「青少年の閲覧にふさわしい」の…

理想と現実

穀物や芋を加工して炭水化物を多く摂取するようになって、人のあごは退化してしまった。日本で言えば、縄文人まではまだ丈夫なあごをしていたのだが、水田耕作が盛んになるとともに、あごが退化し、上の歯が前に飛び出すようになってしまったのだった。私た…

アニミズム/自然神/工業神―人/民/パーフェクトヒューマン

『治療という幻想』には、神について記述されている(260~261ページ)。 「初めにことばがあった。ことばは神と共にあった。ことばは神であった」 数千年前、自然神はこのことばを現在の人間に受肉させたというのが、古い思想である。そして、奇妙はことに…

マスコミの恐ろしさ

マスコミは恐ろしい どのような人々にあこがれればよいのかを示唆してくることがおそろしい 楽しい時間を与えてくれる仲間のように振る舞っていることがおそろしい おしゃべりを一方的に続ける人のように考える隙を与えないことがおそろしい 事実関係を確認…

文明化によって人の本来の生き方ができなくなっているという圧倒的事実

人が人として生きるためには、生後三年間の養育者との安定した関係が必要である(農耕を知らない間、人の出産間隔は長く、これが可能だった)。この三年間に十分に愛着することで、オキシトシンの分泌があり、人は愛を知るのである(『愛は化学物質だった!…

カネのことを真剣に考えたら、人類史が見えたという極めて重要なお話

人類史は、遊動する狩猟採集者→定住した狩猟採集民→支配者と農産物納税者→支配者と金銭納税者の歴史 遊動する狩猟採集者 人の本来の生き方は、大型霊長類の一種であることや、歩くことに適した身体を持つこと、大脳が発達することを前提とすれば、群れを作っ…

とほ徒歩トホホ

歩くことで 私たちはあっというまに 太古の世界に戻ることができなる。 自動車や電車を使って1時間もあれば行けた場所が、 一日を要する遠い場所に変わる。 服装や持ち物も考えなくてはいけない。 一日歩き続ければ喉も乾けば汗も出る。 腹だって減るだろう…

一度切りであるということ

一度切りであるということについて考えている。 これを考えるようになったのは、我が家の猫たちの生き方や、動物に関する本などから学んだからであった。 動物たちの生き方は、まさに一度切りの事象の積み重ねである。親子の関係にしても、他の個体との関係…

野生の世界

【残酷な狩りの動画を下部に埋め込んであります。】 愛嬌のある犬のような動物(リカオン)が、 かわいらしい声をあげながら 生きた獲物の肉を食いちぎる。 群れを作る動物たちは、 息の根を止めるのではなく、 草食獣の下腹部あたりに噛みつき、 生きた獲物…

生きた証

人は自分が生きた証を欲しがる。 私は思う。 証を欲しがるのは 人が偽りの生を生きるようになったからなのだと。 アマゾンの先住民は知っている。 人は何もなさずともよいのだということを。 (『人間が好き―アマゾン先住民からの伝言』) いや、人は何もな…

お金がなくては生活できない社会をつくりあげよう

金融の仕組みを作った勢力は、人々が金に依存しなくなっては困るから、あらゆる手段で金への依存を高めている。 ・かつては村民であれば誰でも無料で落ち葉や下草を利用できた、藩主の所有する林を廃して利用できなくしてしまおう。 ・広葉樹の森のままにす…

人口爆発も資源枯渇も怖くないー人類の長い歴史とワクチン接種

人は大型霊長類として、一定のなわばりの中を、離合集散可能な群れを作って移動しながら暮らしていました。この時代、散在する食料などの資源を巡って移動する生活は、個体を抑制し、大規模で全面的な闘争は起きにくい状態にありました。 水産資源の利用によ…

抽象概念は詐欺師への第一歩

言葉という不完全で癖の強い道具と付き合っているうちに 私たち人類は勘ちがい野郎になってしまった。 たとえば猫たちなら決して持たないであろう抽象概念を 私たちはこの世の真実を反映した言葉なのだと 思い込むようになってしまった。 私たちは、神、正義…

文明の支配者はヒトの本来の生き方を否定して、ヒトから搾取する

私たちが本来の生き方をしている間、 私たちは余剰生産物を生みださない。 個体数を増やすこともなければ 経済発展することもない。 貯蓄もなければ 老後や病気に備えることもない。 私たちは動物として 裸体のまま過ごし、 動物として遊び、 動物として子を…

食べられる山野草+昆虫+魚+一部栽培植物(『本多勝一はこんなものを食べてきた』より)

■おなじみの山野草に加え、まだまだある食べられる野山の恵み■ 食べられる野草についてネットを調べているうちに、どのページも同じような内容になっている一方で、この本『本多勝一はこんなものを食べてきた』に登場した植物の多くは記載がないことに気付き…

独占ということ

農耕を開始した人類の中で 土地を独占した者が王と呼ばれるようになった。 貨幣という概念が誕生したとき、 実効性を持つ通貨を発行できる者は、 原価との差益を独占することで、 農耕とは次元の違う富を独占するようになった。 今、独占は、あらゆる分野に…

人類延命の鍵は、人は動物なのだと確認することにある

記事:思い出そう―森で生まれた私たち 冬の山に一人で登った日、 雪は頂上付近でもせいぜい30cmくらいで 下山だけなら駐車場まで1時間弱の山ではあっても、 私はいつになく緊張しながら足を進めた。 それは、命の確かさを感じた一日だった。 生きるという…

トヨタも東電もMicrosoftもGoogleも、「支配者」の意図の下で育つ

車を売りたくても道路や法が整備されていなければ売ることはできない。 電気を売りたくても、法が整備されていなければ鉄塔を建てることもできない。 コンピュータを売りたくても、法で禁じられていれば売ることはできない。 検索機能を売りたくても、法で禁…

「思い出そう 森で生まれた私たち」(ジョン・レノン イマジン)

「思い出そう 森で生まれた私たち」(ジョン・レノン イマジン) この詩は、ジョン レノンのImagineの歌詞に独自の視点を加えて訳したものです。 ジョン レノンの思い描いた本当の世界が、服を着てピアノを弾いている人たちの世界であったとすると、私の思い…

ジョギングの危険性、吸気吸収

ジョギングの提唱者ジム・フィックスは、52歳で亡くなりました。 マラソンは健康を”増進”しない -ダーレオーエン選手の突然死から、スポーツを考える: やっとこ! ー武術と強さと健康とー 残念ながら、ジョギングも危ない。有名な話だが、ジョギングの提唱者…

植え込まれた価値観に縛られるということ(馬鹿の壁)

私は何とバカだったのだろうか。 あの話もこの話も、全部でたらめのトンデモだと思い込んでいた。 最初に聞いたのは、エイズ人造ウィルス説だ。 有色人種にだけ有害なウィルスを実験室で作って散布したというのだ。 そんな都合のよいウィルスなど作れるわけ…

魂が泣いている

自然と調和した暮らしを目指して 多くの先人たちがいる。 森の生活 ウォールデン ヤナの森の生活 僕はお金を使わずに生きることにした アニミズムという希望―講演録・琉球大学の五日間 税金のない国 ラコタ共和国 仮に「挑戦者」としておこう。 一方で自然と…

何のために生きているのだろう

長寿や乳幼児死亡率の低下はよいことなのだろうか。 長寿社会は、多くの高齢者を少数の労働人口で支える状態が一時的ではなくずっと続くことを意味する。 乳幼児死亡率の低下は、たとえば4人中2人が生き残って遺伝子を残していた状況を2人中2人が生き残る状…

なぜ人類は今回に限って文明を生んだのか/文明はヒトを幸せにしたのか

現生人類であるホモサピエンス以前の人類は文明を生まなかった。 ホモサピエンスも誕生以降の9割を超える期間は、 旧態依然の暮らしを続けてきた。 なぜ、1万5千年前に終わった最終氷期の後にだけ 文明が生れたのだろう。 今回はその理由を探ってみたい。 ホ…

野生の食べ物だけが体によいのだが

いつもありがとうございます。 さて、私は、ヒトの本来のありかたを探る作業を続けているわけですが、多くの本を読むことで見えてきたことがあります。それは、肉が良いとか果物が良いとか以前の問題として、現在普通に手に入る食べ物はほとんど体に悪いとい…

肉体について

肉体は鍛えれば強くなり、子孫たちにも受け継がれていく。 楽をすれば衰え、子孫たちにも受け継がれていく。 (本質を見れば獲得形質も遺伝すると考えてよい) たとえば、サバンナの草食獣たちは肉食獣を恐れて 2時間ほどしか寝ないのかもしれないが 睡眠不…

目覚め

命の真実を知らないままで過ごしてきた日々 命は慈悲に包まれた柔らかな存在であった。 天寿を全うし安らかに永遠の眠りにつくことが命の本来の姿であるとどこかで思い込んでいた。 この思い込みが誤っていることを教えてくれたのは、動物たちであり、人類学…

言葉について考える(神、共産主義、民主主義、福祉、国家、平和、人類)

猫たちと暮らしていると 言葉などいらないことを思い知らされる。 交尾、子育て、なわばり争い。 人との関係の作り方。 相手のあるさまざまな活動を、 言葉のない世界で遂行しながら 全体として見れば、 ほどよい状態が保たれている。 猫たちは言葉を持たず…

文明には支配者がいる

古代シュメールから連綿と続くという 人類支配者の系譜。 それを信じるか信じないかはともかく、 「民主主義」という言葉のまやかしから覚めてみれば、 文明の歴史は常に少数の支配者と大多数の被支配者の歴史であった。 多くの人が一顧だにしない陰謀論が暴…

風邪薬を飲まず、靴下をはかず、扇風機もエアコンも使わないこと

風邪を引けば当たり前のように飲んでいた風邪薬を 妻の薦めで服用しないで過ごしてみた。 服用した場合とまったく同じ経過をたどって完治した。 自分の体に対する信頼感が生まれた。 昨年の冬、靴下なしで過ごしてみた。 一年で足の皮膚が随分厚みを増した。…

『本当は怖い動物の子育て』

動物の世界は過酷です。 豊かな世界を維持したければ個体数を制限しなければならない。 自分の子を確実に残したければ、育ちそうにない子、育てられない子の命は救えない。 平等に乳を与えることよりも、特定の子を優遇することで、 生き残りのチャンスを少…

生物と「豊かさ」

『アボリジナル オーストラリアに生きた先住民族の知恵』より アボリジナル・グループのほとんどが、介助を必要とする仲間を看護できなかったことは、彼らの豊かな暮らしの欠陥のひとつといってよかろう。だがその比較的高い死亡率は、おそらく彼らの豊かな…

クマから逃げてはいけない理由

一般人の撮影したアフリカの動物たちの動画がアップロードされるようになって、肉食獣たちの素顔を知ることができるようになりました。 そのような動画を見て行くと、肉食動物たちは、自分の身の安全をできるだけ保ちながら狩りをし、草食動物たちも比較的安…

「個体数の増えすぎ」という課題

動物たちは限られた資源の中で種を維持するための習性を身に着けている。 食べ物や異性という資源を得るために縄張りを持って、 個体数を制限し、資源の枯渇を防いでいる。 冷酷なように見えても、 子どもを追いだし、 侵入者と戦うのは、 そうしなれけば種…

猫の個性

猫にも個性があります。 しかも、人の個性に似ています。 ウチの三匹の猫たちは、るびりん、はな、くろ。 るびりんがお母さんで、はなとくろはどちらもるびりんの子です。 るびりんが2歳3か月、はなとくろは1歳ちょうど。 るびりんは、芸能人でいえば、長…

話題のダイエット方法