毎日出てゐる青い空

日々雑感をつづります。ホームページでは本の紹介などもしています。

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木霊

youkaiwikizukan.hatenablog.com 「百年の樹には神ありてかたちをあらはすといふ」 私たちの暮らしは、多くの植物、昆虫、動物たちという生命に囲まれた中で営まれてきた。今のように、ほとんど生命のいないような空間に生きることは、実に奇妙なことだ。 か…

文明は人を経済活動のための家畜にして利用する

お付き合いいただきありがとうございます。 前回の続きです。 現在のトップ画像はアフリカのカラハリ砂漠に住んで狩猟採集生活を送っていたブッシュマンの姿です。 定住化を強いられる前のブッシュマンは、ピグミーと並ぶ代表的な狩猟採集者たちであり、多く…

ヘビをたべるヘビ

ヘビを食べるにはヘビになるに限る ヘビが細長い体と手足なしに移動できる能力を手に入れて、この能力を生かして繁栄しはじめると、繁栄したヘビ類をエサとする別種のヘビ(コブラ)が誕生する。ヘビを食べるには、獲物のヘビ同じように細い体と手足なしに移…

若おかみは小学生は大人も見たいアニメ映画だった

児童文学を原作とする映画「若おかみは小学生」が上映されています。 ポスターも子ども向けの絵柄になっていて自分には縁のない映画だと思っていましたが、今世紀最高の映画だったというブログを読んで気になり、たまたま時間があったので見てきました。 pre…

祟りと権利

ネットから拾った文章を2種類 『井戸を壊したり埋めると、末代迄呪われる怖い話は本当です!!』 - 欠陥建築バスターズ 『井戸を壊したり埋めたりすると、死人、病人、破産、自殺者…』 建築に関わる人なら、誰でもこう言います!! 『井戸を壊したり埋めたり…

海で

30年ぶりの海水浴 前回泳いだときのことは覚えていない。 今回は、シュノーケルを付けて、あまりよくは見えない海底をみながら、1メートルほどの深さの岸辺で泳ぐ時間を多くすごした。 100円ショップで売っている小さな浮き輪を頼りに水に浮き、ゆっくりと移…

教育とマスコミが見えなくしている現実

本来、人は金のために生きる存在ではない。 人が金のために生きる存在になったのは、 奴隷が解放され、憲法が制定され、裁判所ができてからだ。 人が金のために生きる存在になったのは 伝統社会が否定され個人の権利が尊重されるようになってからだ。 人が金…

「「おばあさん」がいるのは人間だけ」なのか「人間だけが「おばあさん」になる」のか

「人間以外の動物は、繁殖可能な状態ではなくなると死んでしまう。人間だけが「おばあさん」になっても生きているのは、おばあさんの知恵があることが生存に有利に働いたからだ」という。 JOG(447) 「おばあさん」がいるのは人間だけ!? ところが事実はどうや…

オリンピックといううまい仕組み

オリンピックというほんの短期間の、一度切りのイベントのために、人は、不都合を強いられる。 貧民街は取り壊され、あるいは隠され、国内の大きな問題(放射能汚染など)が後回しにされる。オリンピックを口実に外国人労働者を増やしたり、看板を多国籍化し…

人も生きもの(波乗りジョニーは会議室から海へ)

多くの現代人が文明に押しつぶされようとしている。 ネクタイをはめて満員電車で会社に通い、夜遅くに帰宅する。 休日の多い職を得ながら仕事に意味を見いだせないでいる。 人が決めただけの日付と時刻に追われて生きる。 食費、光熱費、住宅ローン・家賃、…

島人の居場所を奪い、海を汚して、小さな幸せを破壊するキリスト教「民主主義」

フィジー留学で体験したお金で買えない価値。現地の生活が勉強になりすぎた話。 | 俺やで、バナやで。”マンツーマン美容師 ばなのブログ”より 『なぁ、若僧。フィジーってどうゆう国だったか知ってるか? そう遠くない昔まで、人食ってたんだぜ?!カニバリ…

6月2日、西枇杷島町の祭りにて

背の高い山車を多数の提灯が照らし、若い衆たちの力でゆっくりと動く。 提灯の明かりは柔らかく、風や山車の動きに連れて動く様は 霊魂が浮遊しているようでもあった。 先頭にはカクシャクとした数人の老人たちの正装。 山車を押すのは、若い筋肉質の男たち…

動物たちは遊び、死を知り、判断し、個性を持つ、命である

「死」の概念を人が知ったのはネアンデルタール人になってからだという。しかし、アフリカスイギュウたちが孤立したライオンを襲う様子を見ていると、アフリカスイギュウたちは、仲間を殺すライオンに復讐していることがわかる。 人が声を出すことができるの…

動物たちが教えてくれる、言葉の怖さ

カレンダーや時計に従って考えることに慣れてしまった私たち。 本当は、日曜日も月曜日もなければ、単調に刻まれる時間もない(私たちにとって重要なのは物理的な時間ではない)。自分が何歳であるのかを知る必要もない。 「罪」という言葉がなければ「罪悪…

体の芯に自然を抱えた私たちが自然を征服しようとする愚かさ

私たちの体の最も深い部分には、私たちにはどうすることもできない自然がある。(「覚醒する心体」) 身体性を問い続ける仏教が、身体性を前提としない一神教よりも本質的である理由がここにある(「阿修羅の呼吸と身体」)。 身体性を前提としない一神教は…

遺伝子組換えの本当の目的

かいつまんでいうと、遺伝子組み換えは、生産量を上げることや、理想的な品種をつくることを目的としているのではない。遺伝子組み換え技術を持つ特定の企業(つまりは特定の株主たち)に、利益をもたらす仕組みを作り上げることを目的としているのだという…

保守/革新という嘘

国家という枠組みは虚構だ。 日本が世界システムに組み込まれた明治維新を契機として、義務教育が開始された。 これが、虚構としての国家の始まりだった。 日本は、戦力の圧倒的な差の前に降伏した国家であり、世界システムの要請に応じて物を作り、物を買い…

文明と自然

「自然」を題名に含む本を割と多く読みました。まとめて紹介させていただきます。 1. 自然農法 わら一本の革命: これは有名な本なので読まれた方も多いかと思います。ただ、福岡さん自身、農耕に疑問を持たれていたのではないかと私は見ています。この場合…

「文明社会こそが人の本来のあり方である」と信じることはトンデモである

私たちの今の価値観は、文明社会を前提として作られている。 多くの物を持ち、多くの人が集まり、食糧を生産し、定住して、体の機能がある程度衰えても生き続けることのできる状態を前提として作られている。 でも、これは、ヒトの本来のあり方とはほど遠い…

言葉と命

人類を説明する鍵はこの二つに尽きるというのが私の現時点での結論だ。くり返しになるが、まとめておきたい。 言葉は 農耕の開始も、水産資源の通年利用も実現した。言葉を持ち定住したことで、サルの一種であった人類は、さまざまな道具を利用して世界を大…

「トウチャン一家と13年―わがアマゾン (朝日ノンフィクション) 」を通じて知る「法」「生計」

『トウチャン一家と13年―わがアマゾン (朝日ノンフィクション)』は、『アフリカを知る事典』に記された狩猟採集者の特徴や、『人類史のなかの定住革命』に記された定住しないことの利点を具体的に知ることのできる良書だ。 アマゾンのマチゲンガ族は、サゴヤ…

虚実 人は命であり、命は火である

神は虚構であり、命が実態だ。 理想は虚構であり、命が実態だ。 友情は虚構であり、命が実態だ。 母性は虚構であり、命が実態だ。 誕生の仕組みは解明されていないが、 はるか昔に命が生まれ、 命が環境を変えた。 ただ、子孫をつなぐことのできる生き方をし…

言葉はいらない

親と子であることも オスとメスであることも 猫と人であることも 知らないままで 猫たちは秩序を作る。 オス猫同士は兄弟なのだが いまはライバルとして時にケンカをする。 しかし、四六時中いがみ合うのではなく、 ほとんどの時間は平安である。 兄弟猫の一…

廃材天国/徒歩でしか行けない集落

お勧めのYoutube動画を2本紹介します。 廃材天国 五右衛門風呂 ロープ遊び 一輪車の車 子どもが手作りするおもちゃ 私が子どもだった頃の暮らしを思い出します。 徒歩でしか行けない集落 小谷村真木 30年前に一度は廃村になった後、共働学舎の人たち…

飢えて死ぬものがいるとしても、

飢えて死ぬものがいるとしても、 森を切り開かねば命を救えないのなら、 森を守ることを選べ。 森を切り開くことを選べば、 やがて森はなくなり、 空気は乾き、 土は舞い、流れ去り、 命を育む場所はなくなる。 殺虫剤を撒き 除草剤を撒き 除菌していけば、 …

生命の姿を知って(欲望の水準を下げる)

『葉っぱのフレディー』という有名な本がある。 春に生まれた葉っぱのフレディが、自分という存在に気づき、成長し、「葉っぱに生まれてよかったな」と思い、「葉っぱの仕事」を終えて冬に土へとかえっていくまでの物語。 死を怖がるフレディに親友のダニエ…

熱田神宮と白鳥庭園

熱田神宮と白鳥庭園に行ってきました。 大台ケ原に行ったときに感じたようなすがすがしさを味わうことができる場所が熱田神宮です。熱田神宮を象徴する大きな楠があり、他にも多くの常緑広葉樹の大木があって、街の中にありながら、森の冷気を感じることがで…

自然に帰れではなく、正常に戻れ

言葉によって作り上げられた私たちの社会。 言葉によって作り上げられた私たちの社会は、あらゆる生物にとって不都合であることで、あらゆる生物の存在を許される生命の世界を破壊するものである。 言葉を得た人類(20万年ほど前に登場したホモサピエンス)…

5万年前

たくさんの変わった動物たちが住んでいた。 シベリアのマンモス北米のマストドン南米の巨大なナマケモノやアルマジロオーストラリアのディプロトドンヒトだって、そうだった。ネアンデルタール人(主にヨーロッパ)デニソワ人(ロシア・アルタイ地方)ホモ・…

逆が正解→大切なことは、規模を拡大しないこと【衆院選挙によせて】

スモールイズビューティフル まだ読めていない本だが、石油危機の到来前に書かれ、原子力を扱うことの恐ろしさをすでに指摘した本として、再読を促されている本でもある。 老子の小国寡民にも通じている。 さて、私がつくづく思うのは、規模の小ささこそが大…

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